寺西拓人&大橋和也W主演『AmberS -アンバース-』会見&ゲネプロオフィシャルレポート到着

複合型エンタテインメント施設「TOKYO DREAM PARK(東京ドリームパーク)」内の新劇場「EX THEATER ARIAKE(EX シアター有明)」のこけら落とし公演として、4月25日に『AmberS -アンバース-』が開幕。劇場開場のお祝いムードの中、出演者による会見と公開ゲネプロが行われた。

『AmberS -アンバース-』は、2012年に「ピンクとグレー」で作家デビューし、2022年には原作・脚本を手掛けた舞台『染、色』の上演台本が岸田國士戯曲賞の最終候補にも選ばれた加藤シゲアキが、クリエイティブプロデューサー・原作・脚本を担当する完全オリジナル作品。演出は、2025年『謎解きはディナーのあとで』などの河原雅彦が務める。

物語は、巨大国家パジャーリの地方都市・ミトキオシティを舞台に、永遠の若さを手に入れられる琥珀の秘薬「AmberS」をめぐる壮大なスペクタクルストーリー。

酒場を営む青年・イヴル(大橋和也)は、店にやってきたピアニスト・アラン(寺西拓人)と出会う。だが、楽しい音楽に包まれていた店内が一転。クラッシュと呼ばれる爆風と雷が巻き起こり、イヴルは「AmberS」を探しに店を出ていくが…。

歌やダンス、アクションとさまざまなエンタテインメントの要素が詰め込まれた本作は、ダイナミックな舞台の世界観に浸れるのも魅力のひとつ。

オープニングから大橋の透明感のある歌声と寺西の重厚感のある低音が重なり、イヴルとアランの新たな旋律を奏でる。そんなイヴルとアランが行動をともにする反政府活動グループ「ユラリリス」のリーダー・オルッカ(猪狩蒼弥)は、強気な姿勢で力強くチームを牽引。

イヴルの弟・ルイ(嶋﨑斗亜)は、足が不自由なことで様々な葛藤を抱える繊細な演技が光る。

そして、「ユラリリス」のメンバー・エンリケ(川﨑皇輝)の頭脳を駆使したAI戦略やガンアクションをはじめ、パジャーリの軍最高司令官の左腕・ウォルフ(松尾龍)の身体能力を活かしたアクロバットなど、アクションも盛りだくさん。

これだけの人数のアクションが成立するのも、この舞台の奥行ならでは。回転式の盆によるセット転換も素早く、セリもふんだんに使い、キャストが舞台下から上がってきたりセットの2階から登場したりと、ステージを駆け回る。

令嬢・ノア(山﨑玲奈)とAI執事のケン(渡部豪太)のやり取りはコミカルで愛らしいが、パジャーリの軍最高司令官・ヒルダ(真風涼帆)が登場すると、ダークで張り詰めた空気に一変。

世界一の産業ロボット企業、ロメロタンク社のトップであり、ノアの父であるヴィンガス(市川右團次)は「AmberS」の魅力に取りつかれ、それを称える歌唱シーンではブロードウェイを彷彿とさせる華やかさが広がるなど、それぞれのキャラクターに呼応していくように、劇場全体の雰囲気が変化する。

また、「クラッシュ」が起きるシーンは、壮大なサウンドとスモークの特効演出で荒々しく表現され、最新の音響設計を備えた空間により没入感が一層高まる。スケールの大きい物語の世界観をより深く表現する、3時間(休憩込み)の演劇体験となっている。

初日前日会見では、EXシアター有明のこけら落とし公演のステージに立つ大橋と寺西らメインキャスト全員が登場。かなり緊張しているという大橋は、「こけら落としを経験するのは初めてで、最初はその言葉の意味も分からなかったくらい(笑)。今しかないこの機会を、キャスト・スタッフのみなさんと一緒に楽しみながら作品を届けます」と力強く意気込みを。

大橋とともにW主演を務める寺西は「こけら落とし公演に携わる機会は、人生でもあまりないことだと思っています。それをとにかく楽しみたいです」と笑顔を見せた。

本作のクリエイティブプロデューサーであり、原作、脚本を務める加藤は「こけら落とし公演として責任を感じている」とコメント。オファーを受けた3年前、コロナ禍でエンタテインメントが停滞していた時期を振り返り、「有明という地の名前の由来のように、夜が明けるようなエンタテインメントを作りたい。その思いが形になった」と喜びをあらわにした。

演出を担う河原は、EXシアター有明について「(この劇場は)音質がすごくいい。客席の2階席、3階席がステージからすごく近いというのがいいところ」といち早く劇場を体感した演出家として太鼓判。「僕はいつも“劇場が喜ぶような芝居”を作りたいと思っていますが、本作はこけら落としに相応しいけれん味や仕掛けがたくさんある。劇場が喜んでくれるような一歩を踏めるのではないか」と語り、作品への自信をのぞかせた。

提供:オフィシャルレポート

『AmberS -アンバース-』概要

公演期間︓2026年4⽉25⽇(⼟)〜5⽉24⽇(⽇)
クリエイティブプロデューサー・原作・脚本:加藤シゲアキ
演出:河原雅彦
音楽監督:岩崎太整
キャラクタービジュアルディレクター/衣装デザイナ:柘植伊佐夫

出演:大橋和也、寺西拓人
猪狩蒼弥、嶋﨑斗亜、川﨑皇輝、松尾龍
山﨑玲奈、渡部豪太
真風涼帆 / 市川右團次 ほか

演奏:LA SEÑAS

公演公式サイト:https://tdp.tv-asahi.co.jp/ambers/

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