大倉琉人、釜山国際映画祭でQ&Aイベント開催「登場人物との距離感を意識していた」『はじまりのさよなら』

登場人物の感情やキャラクターの描き方については、人物像を最初から固定しすぎず、俳優との対話や撮影中に生まれる変化を大切にしていたことを説明した。

「監督が選ぶベストカットは?」という質問に、隈本監督は海辺を見つめる場面を挙げた。撮影では、カメラがいつ回り始め、いつカットがかかったのかを俳優が意識しすぎないような撮り方を心がけていたという。その場面で樹太が口にする景色の美しさについても、撮影後に見返すことで、単に風景が美しいということだけではない意味が感じられたと振り返った。そうした発見が撮影する喜びにもつながったといい、自身にとって深く印象に残るシーンになったことを明かした。

Q&Aの終盤、大倉は釜山国際映画祭で本作を上映できた喜びを改めて語った。完成した映画を観るのは今回が2度目だったといい、改めて鑑賞したことで、水の流れる音など、より細やかな表現に気づくことができたと振り返った。そして、思春期特有の複雑な感情を抱える樹太に、観客もそれぞれの思いを重ね、共感してもらえたらうれしいとメッセージを送った。

隈本監督も、観客が作品を真剣に受け止め、さまざまな質問を寄せてくれたことへの喜びを語り、直接言葉を交わせたことへの感謝を伝えた。

提供:オフィシャルレポート

作品情報

タイトル:はじまりのさよなら
公開日:2026年11月20日(金)kino cinéma 新宿ほか全国ロードショー
出演:大倉琉人/久保田紗友 原田琥之佑/坂槇莉緒 梅山恋和 芹澤雛梨
渋谷龍太(SUPER BEAVER) 藤原”36 才”広明(SUPER BEAVER) 小川貴之(sumika) はっとり(マカロニえんぴつ) タカハシマイ(Checho No Republic) 木村浩大(SAKANAMON)
笠原秀幸 深水元基/板谷由夏
監督:隈本遼平 脚本:灯敦生
音楽:柳沢亮太(SUPER BEAVER) 河野圭
主題歌:「はじまりのさよなら」sumika(Sony Music Labels Inc.)
配給:TO ブックス
制作プロダクション:AOI Pro.
製作:映画「はじまりのさよなら」製作委員会
©2026 映画「はじまりのさよなら」製作委員会

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