来年のW杯に向けた注目選手として、櫻井は自身と同じポジションであるスクラムハーフの齋藤直人選手と藤原忍選手をピックアップ。「19年大会の時はまだ学生だったお二人がいよいよ出るというのは頼もしい。フィールド上で、ディフェンスも含めて前に前に気持ちを全面に出したプレーに勇気をたくさんもらえる」とし、続けて「つい最近まで若者という印象だったのが、気づけばチームキャプテンとなって大きな存在感を放っている」とワーナー・ディアンズ選手の名前も挙げた。

イベント後半には、丸の内ビルディング外壁に設置された「カウントダウンカレンダー」の特別模型のお披露目セレモニーも。「開幕まで残り344日」の数字が公開されると、櫻井は「数字で直接見られるのが、より興奮を高めてくれますね」と目を輝かせた。

さらにサプライズとして、ラグビーW杯の優勝チームに贈られる優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」も登場。優勝経験者しか直接触れることのできない本物のカップを目の前にし、櫻井は「ゾクゾクします。うわ、本物なんだ……」と大興奮だった。
また、ラグビー日本代表チーム「ブレイブ・ブロッサムズ」にちなみ、過去の“ブレイブ”なエピソードを聞かれると、毎年、リーグワン決勝の舞台で優勝カップを運ぶ大役を務める際の本音を吐露。「プレイヤーでもなかった人間がこんな大役いいのかなと不安になる」としながらも、「ファンの皆様が温かい拍手で背中を支えてくれる」と感謝。
「国立競技場で出番を終えて掃けようとすると、今度は決勝に向かう両チームの選手たちが湯気が出ているような状態で向かってくる。あの景色は、自分しか見られない“ものすごい景色”だと思うので、大切な1ページにしています」と語った。
フィールドの選手たちから、いつも勇気をもらっているという櫻井。「1年後、そうしたプレーを見て新たなラグビープレイヤーの子どもたちが生まれることを期待したい」とほほえみ、「360、70日後くらいですかね。またここで、歓喜の渦が日本でも見られることを期待したくなりますね」と締めくくった。
取材・文/nakamura omame
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