
映画『ぼったくり家族』の完成披露イベントが5月6日に行われ、主演の里中将道をはじめ、佐藤永典、鈴木秀脩、白石望菜、二葉勇、緒方ありさ、草凪美海、井澤勇貴、ひかる一平が登壇した。
現代の若者を狙った SNS 詐欺を題材に、ある一軒家をめぐり繰り広げられる金と欲望にまみれた騙し合い、そして“信じること”を巡る心理戦を描く本格サスペンス。
本作の見どころを聞かれると、借金取りに追われるコンビニ店員・乾大輔を演じる里中は「社会風刺もありつつ、一人ひとりの人間味と温かさもありながら、“誰が嘘をついているのか”と最後までハラハラ楽しめる作品になっているところですね」と回答。
多重債務者で乾と暴露系インフルエンサーとして荒稼ぎしようと企む・樋口拓馬を演じる佐藤は「どうしようもない人たちが結構出てきたりするんですが、そんな人たちの姿や、普段見られないような表情。短い撮影期間でギュッと撮った必死さもありましたが、それも彼らの生き方に合っていた気がするので、表情を含めて見ていただけると嬉しいです」と呼びかけた。
ぼったくりバーの店員・宍戶秀太を演じる鈴木は「現代風刺じゃないですけど、実際に現実でも起こっているようなことが映画の中でも描かれていまして。映画に出てくるのはほんの一部だと思いますし、映画の時間内で描かれている物語なので、想像していただかなければいけないところもたくさんあると思いますが、ぜひそこを改めて考えていただけたら」と続けた。
一方、同級生から不良扱いされる少女・高遠美咲を演じる白石は「ヤングケアラーの家にいる美咲ちゃんだったり、グレちゃったり借金を抱えちゃったりしている人たちが出会って、成⻑していってお互いを高め合っていくという作品になっていて。何回見ていただいても飽きないと思うので、ぜひまた見てください」とアピール。
前田篤史を演じる井澤は、13 歳の白石のしっかりとしたコメントに目を丸くし、「僕は比較的、緒方さんとひかるさんと 3 人みたいな感じだったので、男性陣がどんなシーンを撮っていたのか分からなくて。2 班に分かれての撮影でしたが、こちらにトラブルがある一方で、こっちもトラブルがあるという、そのバランスを楽しんでもらえたらいいなと思っています」とおすすめした。
双子の半グレ・橘兄弟の一人を演じる二葉は「展開にスピード感があって、見るというより没入できる作品だと思います。僕は普段、すごく優しくて、楽屋でもパンダが落ち葉の山で遊ぶ映像を見てニコニコしていたんですけど(笑)、映像の中ではあんな悪い人間になって銃を出しちゃったりして、そういう姿も見られますし、劇場で見ていただくと迫力も変わってくると思います」と“いい人”アピールをして観客を沸かせた。
